上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



2013/07/11~19までの期間で開催されている、ルームシェア 素顔のカレ for GREEのイベント『小鳥邸♥2人の過ごし方 ~代官山のオアシス~』の桜庭裕介ルート(ネタバレ)です。
ネタバレの意味が分かる方とクリア済みの方のみ、先へお進みください。

シナリオのSS画像は後日UPします。

・GREE: 通常携帯からの仲間申請はコチラスマートフォンはコチラ



↓以下、ネタバレ↓




RS-event201307_2_banner.gif  
■…ヒロイン ■…創一 ■…千尋 ■…裕介 ■…文太 ■…大輔 ■…和人 ■…なずな ■…桃 ■…アキオ
桜庭裕介ルート Stage 2 『寝起きドッキリ』

1/5



 朝になって、温かなベッドの上で目を覚ますと、中庭から小鳥の鳴き声が聞こえていた。
裕介「おはよ」
 眠い目をこすると、隣で裕介さんが肩肘を見ながら微笑んでいた。
**「あ……おはようございます」
裕介「前髪、ぴょこっとなってるよ」
 裕介さんが私のおでこに手を伸ばして、前髪を直してくれる。
**「えっ!」
**(やだ、寝癖ついてるのかも……)

 私が慌てて、おでこに手をあて前髪を直そうとすると、裕介さんが笑った。
裕介「嘘だよ」
**「もう! 裕介さん!」
**(恥ずかしいじゃないですか……)

 裕介さんの手を振り払おうとしたら、逆に手を振り払われた。
裕介「うりゃ!」
 裕介さんは、悪戯っぽい笑顔を浮かべて私の両方のほっぺたをつまんだ。
**「な、なにをするんですか……」
裕介「**ちゃんのほっぺたって、柔らかーい」
 むにゅむにゅと私のほっぺたをつまんでタコのような口にして遊んでいる。
**「やめてくだひゃい……」
 私は負けじと反撃に出て、裕介さんのほっぺを両手でつまんだ。
**「わらしらっれ……」
裕介「やったな……」
 お互いに、タコのような顔になったのを見て、吹き出した。
裕介「そろそろ、やめよっか……」
**「そうですね」
 笑いながら手を離した隙に、裕介さんがまた私のほっぺに手を伸ばした。
**「あっ……」
 また、ほっぺをつまむのかと思ったら、あっという間に唇が重なった。びっくりして身動きできないでいる私に、そのまま熱いキスをする。
**(裕介さん……)
 顔を離して、裕介さんが悪戯っぽく微笑むと、私は裕介さんの腕の下でみつめられ、恥ずかしくなって首から耳まで赤くなっていくのがわかった。
**(……いきなりすぎるよ)
裕介「ゆでだこみたい……かわいい」
 裕介さんは、私の前髪を撫ぜ、優しく微笑むと、もう一度キスをした。


2/5



**「もう……」
 私は恥ずかしくて裕介さんの腕を振りほどこうとしたけれど、腕を掴まれ、裕介さんのキスは熱く強くなっていく。
**(ここじゃダメ……)
 そう思いながらも、首筋をつたう裕介さんのキスを受け入れる。
??「おーい、めしだぞー」
 廊下で和人さんが朝ごはんの準備が出来たと告げる声がした。声が聞こえたのと同時に私はビクッと驚く。
**「ゆ、裕介さん、ご飯が……」
 言いかけた私の口を、裕介さんが唇で塞いだ。キスをしたまま、裕介さんの手が私のパジャマのボタンを外そうとした。
**「ダメです」
 私が強く手を止めたので、裕介さんが体を離した。
裕介「あーあ」
裕介「こんなに離れたくないなら、昨日の夜も、オレの部屋で映画を観ればよかったな」

 裕介さんは頬をふくらましてすねた顔をした。
**(裕介さん、拗ねてる。かわいい……)
 私は微笑んで裕介さんに言った。
**「みんなが待ってるから行きましょう」
裕介「ちぇっ。映画の時も、創ちゃんに邪魔されてさー」
 私は身支度を整えてベッドから降りると、裕介さんも諦めたようにため息をついた。


 テーブルの上にはおいしそうな料理が並び、白いご飯とお味噌汁が湯気を立てていた。ぽつぽつとみんな集まっていたけれど、一つだけ席が空いていた。
裕介「創ちゃんは?」
文太「寝ぼーだよきっと」
裕介「えー、みんな揃わないと食べれないじゃん~」
和人「裕介、起こしてきてくれないか?」
裕介「えっ……オレ?」
 裕介さんはそう言ったけれど、何かを思いついたように、微笑んで立ち上がった。
裕介「うん。わかった。それじゃちょっと起こしてくるかなー」
裕介「一緒に行こう、**ちゃん」

**(えっ……私も?)
**「……はい」

 わざわざ二人で行くなんて、なんだか変にも思ったけれど、裕介さんがあまりに楽しそうに言うので、私はついて行った。


3/5


 ダイニングを出ると、裕介さんは自分の部屋に戻った。
**「え?」
 裕介さんは、自分の部屋から黒のマジックペンを持って戻ってくると、楽しそうに話す。
裕介「昨日、**ちゃんと二人でVIPシートで映画を観るはずだったのに」
裕介「創ちゃんに邪魔されたからね……その仕返しをしようと思って」

**「仕返し?」
裕介「そう。寝起きドッキリをしかけてやる」
 裕介さんは、黒のマジックペンを持って無邪気に微笑みながら、清田さんの部屋へ向かって行った。
**(ドッキリって、一体何をするんですか……?)


 裕介さんが清田さんの部屋の扉をそっと開けると、清田さんはベッドの上ですやすやと眠っていた。
裕介「静かに、そーっとね……」
 裕介さんと私は忍び足で清田さんの枕元まで歩いてくると、寝息を立てる清田さんの顔があった。
 裕介さんは笑いを堪えながら、ポケットからペンを取り出すと、清田さんの鼻の頭を黒く塗りつぶし、猫のようにほっぺにひげを描いた。
裕介「ププッ……」
**(清田さん、猫の落書き似合ってる……)
 私も思わず吹き出しそうになって笑いを堪えた。清田さんは、ぐっすりと無邪気な顔で眠っている。
裕介「よし、**ちゃん。思いっきりデコピンして起こしてあげて」
 裕介さんが小声で私に言った。


 A:デコピンする
**(おもしろそうだけど……)
**「えっ? だ、大丈夫ですか?」

 どうしようかと戸惑ったが、ふと清田さんの顔を見ると面白くてたまらなかった。
**(痛くないようにやれば、大丈夫だよね……)
 私は必死に笑いをこらえながら、清田さんのおでこにデコピンをした。
**(あれ? 効いてるはずなのに、びくともしない……)
 私はもう一度、清田さんのおでこにデコピンしようと手を伸ばした。
 その時――。
清田「ノワール……」
**「!」
 寝ぼけた清田さんはペットと間違えて私の腕を掴み、ベッドの中に引きずりこもうとした。
 B:デコピンしない


4/5


**「えっ……!?」
裕介「ちょ、ちょっと! 創ちゃん!」
 慌てた裕介さんが、清田さんのほっぺを叩くと、清田さんはビクッと起き上がった。
清田「ハッ、え? ……なんで裕介さんがいるんっすか……」
 寝起き眼で、清田さんが裕介さんと私を見た。
 裕介さんはニッコリ笑顔で清田さんに微笑みかけた。
裕介「創ちゃん、ごはんだよ」
清田「はぁ~普通に起こしてくださいよ」
 落書きされているとは知らないまま、清田さんはのっそりとベッドから降りた。


 清田さんを連れて、みんなが朝食をとっているダイニングへ戻った。
清田「おはよーっす」
 落書きされた清田さんの顔を見て、みんなが絶句していた。
朝比奈「あ……」
菊原「……傑作だな」
文太「うん。似合ってると思う……」
 みんな清田さんの顔を唖然と見ていた。
清田「は? なんだよ? 何でずっとこっち見てんだよ!」
和人「鏡で顔をよく見てみろ……」
 和人さんに言われて、清田さんは鏡で顔を見た。
清田「なっ! ……なんだよ! これ」
 すぐさま、視線は裕介さんと私に注がれた。
清田「あんたらの仕業だな?」
裕介「あ、えーと……」
裕介「**ちゃん、逃げよう!」

 裕介さんは私の手をとり逃げ出した。


 怒った清田さんが、中庭に逃げる私たちを追いかける。
清田「おい! こら、逃げんな!!」
裕介「創ちゃんが悪いんだよ! 俺たちのデートの邪魔するから!」
清田「あ、あれはあの席からの方が見やすいと思っただけで……」
清田「だからって落書きすることねぇだろ!」

**「ごめんなさい! 冗談のつもりだったんです!」
 中庭の、芝生の上を走り回り、追いかけっこをした。
文太「あ! 俺のハンモック壊さないでよ!」
 中庭の木に掲げた文太さんのハンモックが地面に落ち、和人さんの畑に、3人の足跡がついた。
和人「こら! 畑に種を蒔いたばっかりなんだぞ!」
 みんなが呆れてみている中、裕介さんと私は清田さんから逃げ回っていた。
 裕介さんは私の手を取り、緑の植え込みに隠れた。
清田「……ったく、あの二人、どこ行ったんだ?」
 私たちを見失った清田さんは、中庭に立ち尽くしていた。
裕介「**ちゃん、こっち」
 裕介さんは、私の手をとり、家の中に入って行った。


5/5


 裕介さんは私の手を引いて、お風呂場に逃げ込んだ。
裕介「ここなら安心」
**「浴槽?」
 二人で水のない浴槽に入り、身を隠した。
裕介「創ちゃん今頃、血眼になって中庭を駆け回ってるよ」
**「猫の顔した清田さん、面白かったですね」
裕介「みんなの驚いた顔見た? 最高傑作だったね」
 二人並んで浴槽の中に座り、清田さんのドッキリを思い出して笑っていた。
裕介「でも、**ちゃんが寝ぼけた創ちゃんに手を引っ張られた時はどうしようかと思ったよ」
**「私も驚きました」
裕介「ちょっとやり過ぎだったかな……。仕返しなんかしちゃいけないね。後で謝らないと」
 裕介さんが私の肩にコテンと頭を乗せてつぶやいた。
裕介「またここで、創ちゃんに見つかったら二人きりじゃなくなっちゃうもんね」
**(裕介さん……)
 すると、扉の外から足音が聞こえてきた。
裕介「やばい! 創ちゃんかも?」
**「えっ? ……どうしよう」
裕介「寝たふりしておこ!」
 狭い浴槽の中で、裕介さんが私の肩を抱き、寄り添い合って目を閉じた。
 裕介さんの肩にもたれながら。近づいてくる足音に耳を澄ましていた。
 浴室の扉が勢いよく開くと同時に声がした。
清田「……ここにいたか!」
 私たちは、そのまま寝たふりをしていた。
清田「……なんだよ。寝てんのかよ。そんな風にイチャついて寝られたら、怒れねぇーじゃん……」
 清田さんは怒るのを諦めて、浴槽を出て行った。
 足音が遠のくと、二人とも目をあけて微笑み合った。
裕介「ちょろいもんだね」
**「じゃあ、そろそろ行きますか」
 立ち上がろうとした私の手を、祐介さんが捕まえた。
**「?」
裕介「もうちょっと二人でいよ?」
 裕介さんが私を引き戻し、腕の中に抱きしめた。顔をあげると、裕介さんが優しく微笑んで、唇を重ねた。狭い浴槽の中で体を合わせながら、優しく、長いキスをする。
 顔を離すと、裕介さんが私を見つめていた。
**「もうちょっとだけですよ」
 私がそう言って微笑むと、裕介さんは優しく微笑んで、私を抱きしめた。
**(お風呂みたいに温かい……)
 私はそう感じながら、裕介さんの腕の中に身を沈めていた。


Happy End.
 << Stage 1

関連記事
Copyright © コードネームはHeeroYuy(ヒイロ ユイ). all rights reserved.
Template by nicola*
Custom by Heero=Yuy

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。