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2013/06/14~06/21の期間に開催されていた、『ソーシャルゲーム(GREE&mobage)版ルームシェア 素顔のカレ』のイベントネタバレです。

画像満載なため、ページ表示に時間がかかる場合があります。
また、SS画像内のヒロイン名は未修正ですので、他人の名前表示に抵抗がある方は閲覧をお止めください。





⇣⇣ 以下、ネタバレ ⇣⇣




■…ヒロイン ■…創一 ■…千尋 ■…裕介 ■…文太 ■…大輔 ■…和人 ■…なずな ■…桃 ■…アキオ

清田創一ルート Stage1 『小さなすれ違い』
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 ある日のランチタイム。
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桃「……というわけで、今度こそ上手く行く気がしてるんです!」
**「そうなんだ。良かったねぇ」
 私はなずなや桃と一緒に、いつものカフェでお昼にしていた。今日の話題は、桃の恋愛話だ。
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なずな「いやーでも、桃のそのバイタリティは本当に尊敬するわ」
**「確かに。かなり積極的だよね」
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桃「あたりまえですよぉ。だってそうじゃなきゃ、チャンス掴めないじゃないですか!」
 桃は真剣な目でそう力説する。相変わらず合コンが趣味らしい。
**(桃、楽しそうだなぁ……)
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桃「そういえば、先輩やなずなさんは最近気になる人とかいます?」
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なずな「私? いない、いない」
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なずな「もー、忙しくってそれどころじゃないよー」
**「なずな、毎回それ言ってるよね」
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桃「本当ですよね~」
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桃「あ、じゃあ先輩は?」
**「えっ? えーっと……」
 桃に尋ねられ、私は一瞬考える。
**(創一と付き合ってるのは、会社の人には内緒って事になってるけど……)
**「うーん……」

 答えに困って曖昧に濁すと、なずなが励ますように肩に手を乗せる。
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なずな「ま、焦ることないって。**もここんとこ、忙しいんでしょ?」
**「う、うん」
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桃「そっか……やっぱり先輩、まだまだ仕事が一番なんですね」
 私が答えないので、2人は彼氏がいないと判断したようだ。
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桃「でも、彼氏ができたら教えてくださいね!」
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なずな「うんうん、**の好きなタイプ、見てみたいわ」
**「そ、そう? じゃあ、そのうちね」
 私は複雑な気持ちを隠し、話を合わせる。
**(うーん。オフィスに広まったら気まずいのも、分かるけど)
 内緒にしている一番の理由は、特に創一の方がそう思っている事だ。
**(この2人にも、このままずっと嘘つかなきゃいけないのかな……)

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 その夜。
**「ねぇ、創一」
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創一「ん?」
 私は創一の部屋で雑誌を読んでいた。
**「今日カフェで、なずなや桃と話してたんだけど……」
 紙面から顔を上げ、それとなく今日の出来事を口にしてみる。
**「……で、そろそろ私たちの事、周りに話してもいいんじゃないかなーとか」
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創一「会社の奴らにって事か?」
**「う、うん」
 私の返事に、創一は気乗りしなさそうな顔をした。
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創一「何でだよ。めんどくせぇ事になるじゃん」
**(めんどくさいって……)
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創一「お前も分かってんだろ。仕事やりにくくなるし、噂されんのもうっとうしいし……」
 うんざりしたように、あれこれ理由を挙げる。
**(そんな、幾つも幾つも言わなくたって……)
**「どうしてもバレたくないんだね。私だから?」

 ついムッとして、可愛げのない文句が口をつく。
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創一「は? 別に、そういう訳じゃねぇよ」
**「じゃあどういう訳よ」
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創一「どうもこうも、今言った通りだよ」
**「……」
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創一「……」
 部屋になんとなく険悪な雰囲気が漂う。
**(何か、話してなんとかなる感じじゃなさそうだな……)
**「……もういいよ」

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創一「……」
 それ以上居たら本格的に喧嘩になりそうで、私は自室へ戻る事にした。


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**(知られたくないのも分かるけど、友達にも言えないなんて……)
**「……」

 ベッドに寝転び、天井を見つめる。
**(でも、創一は仕事がんばりたいんだもんね……)
 その気持ちも分かるだけに、思わず溜息が出る。
**(それに私も、ちょっと言い方が悪かったかな。……明日になったら謝ろう)
 もう1つだけ息を吐いて、私は目を閉じた。


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 翌朝。


**「……おはよう」
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創一「あぁ、おはよ」
 一晩寝て落ち着いた私は、朝食の前に創一の部屋をノックしていた。

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**「……」
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創一「……」
**(ちょっと気まずいけど、昨夜のこと謝らなきゃ。喧嘩したくないし)
**「あの、」

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創一「お前さ」
 思い切って切り出すと、創一も同時に口を開く。
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創一「何だ、先言えよ」
**「あ、うん。その……」


A:謝る

**(やっぱり、はやいところ謝っちゃお……)
**「昨夜のこと、ごめん」

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創一「……」
 ポツリと謝ると、戸惑った空気が伝わってくる。
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創一「いや……俺も言い過ぎた」
 創一はこちらにゆっくり歩きながら、少し口調を緩めて言う。
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創一「お前、それ言いにここ寄ったのか?」
**「うん。だって、なんか……」  
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創一「……」
**(一応、仲直りかな)

B:怒っているか聞く

**(機嫌、悪いまでいかないけどなんか……)
**「……昨夜の事、怒ってる?」

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創一「え」

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創一「いや……」
**「……」
 短い沈黙が落ちる。
**「あんな言い方してごめんね」
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創一「……別に、怒ってねぇよ。俺もその、ちょっと言い過ぎたと思ってた」
 先に謝ると、創一は私の隣まで歩いて来る。
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創一「……」
**「ん?」
**(何か言いたそうな顔だけど……)

 少し待ってみたものの、創一は結局それ以上は言わなかった。代わりに長い指が私の顔に伸び、髪を耳にかける。
**(気まずいの、紛らわしてるみたい。一応、仲直りかな)


 空気が変わったのを察して、ホッとする。
**「そうだ、創一は何言いかけたの?」
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創一「え? あぁ、いや……」
**「……?」
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創一「何でもねぇよ。朝飯行こうぜ」
**「うん」
**(あ、もしかしたら同時に謝ろうとしてたのかも)

 その場はそう納得して、創一の部屋を出た。


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 その後、2人でダイニングに向かうと。
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裕介「あ、お2人さんおはよー」
**「おはようございます」
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創一「うっす」
 私たち以外はみんな揃っていて、テーブルに近付くとなぜか注目が集まった。


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文太「一緒に起きてきたね」
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千尋「へぇ……一緒に、か」
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朝比奈「……」
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創一「な、なんだよ」
 ニヤリと意味深な笑みが送られる。
**「……朝、用があって部屋に顔出しただけですよ?」
 私は、何か言われる前に弁解しておく。
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文太「そうなんだ」
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千尋「いいんじゃない? 仲良くて」
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裕介「だねぇ」
 みんなはしたり顔で、勝手に納得している。
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裕介「そういえば、その割には別々に会社行くよね」
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和人「あぁ、確かに」
**「えっ」
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裕介「**ちゃん、どうせなら会社まで送ってもらえばいいのに。創ちゃん近いんでしょ?」
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創一「いやそれは……」
 裕介さんの提案に、創一は渋い顔をする。
**(そんな、露骨に嫌な顔しなくても……)
 昨夜のことはさっき一区切りしたはずなのに、またモヤモヤがよみがえる。
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裕介「会社の人に見られるの、恥ずかしいんでしょ。創ちゃん照れ屋だからなー」
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創一「べ、別に……!」
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創一「てかなんすか裕介さんは、朝からテンション高いわ絡むわ……」
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千尋「いつもそうだろう」
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朝比奈「早起きですしね」
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文太「キヨの卵焼き貰お」
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創一「いや何でだよ! お前ホント、どさくさにまぎれて……」
 気がつけば、すっかり見慣れた光景になっている。
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和人「ほら2人とも、早く座れ。味噌汁冷めるぞ-」
**「あ、はい」
**(ちょっとスッキリしないけど……。とりあえず、ご飯食べて会社行かなきゃ)

 遅刻するのも嫌なので、おとなしく食卓についた。



 そして朝食が済み、小鳥邸を出る時。
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創一「**」
 靴を履いていると、創一も出勤の支度をして玄関に出てきた。
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創一「お前、明日は帰り遅いのか?」
**「明日? ううん、いつも通りの予定だけど」
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創一「ふーん……」
**(何だろう?)
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創一「じゃあ仕事終わったら時間、空けとけよ」
**「どこか行くの?」
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創一「ま、ちょっとな。飯でも付き合えよ」
**「うん、わかった」
**(仲直りのデートかな?)

 ひとまず素直に頷く。
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創一「じゃ、そういうことで」
 創一は、一足先に玄関を出て行った。

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4/4


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 それからあっという間に翌日になり、定時を回る。
**「お疲れさまです」
**(よし、終わった。じゃあ待ち合わせ場所に……)

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桃「せーんぱい!」
 挨拶してオフィスを出ようとする私に、桃が呼びかける。
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桃「お疲れさまです! これからデートですか?」
**「えっ?」
**(私、うっかりそんな事言ったっけ!? いや、言ってないはず……!)
**「ち、違うよ、何で?」

 内心焦りながら否定すると、桃はぷうっと頬を膨らませる。
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桃「なーんだ。何か今日の先輩、いつもよりお洒落してたから、デートかなって思ったのに……」
**「あ、あはは、そんな風に見えたんだ」
**(勘が良いな……。でも桃、嘘ついてごめん!)
**「じゃ、またね。お疲れさま」

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桃「はい! お疲れさまです」
 後ろめたく感じながら心の中で謝り、私はオフィスを出た。


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 ロビーを出て、オフィス街を徒歩で移動する。
**「えーと、待ち合わせ場所は……」
 創一に指定されたのは、会社から少し離れた場所だった。
**(会社に直接行けば近いけど、やっぱり、これもバレないためかな)
 そう考えると、少し気分が落ち込む。
**(ま、それでもデートに誘ってくれるわけだし、気にしない気にしない!)
 待ち合わせ場所に着くと、既に創一の車が停まっていた。近づいて助手席の窓をノックし、ドアを開ける。


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**「おまたせ」
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創一「あぁ。じゃ、行くか」
 私がシートベルトを止めると、創一はゆっくり車を出す。
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創一「少し走るぞ。行きたい店があんだ」  
**「そうなんだ?」
**(ご飯、久しぶりだな。仲直りもしたし、普通に……)

 交差点を曲がり、港町へ向かう表札を通り過ぎる。
 創一がオーディオを入れた。ラジオ番組から、夜らしい優しい音楽が流れ出す。
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創一「……」
**「……」
 少し口数の少ない私たちを乗せて、車は光る街を抜けていった。

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