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恋人は専属SP☆プレミアムの一柳昴ルート(ネタバレ)です。攻略データはコチラ
SS画像内のヒロイン名は未修正ですので、他人の名前に抵抗がある方は閲覧をお止めください。
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画像満載なので、ページ表示に時間がかかる場合があります。

ネタバレの意味が理解る方と既にクリア済みの方のみ、追記へお進みください。









■…ヒロイン ■…昴 ■…海司 ■…そら ■…瑞貴 ■…桂木 ■…真壁
■…石神 ■…後藤 ■…黒澤 ■…平泉 ■…みどり ■…小杉

一柳昴・SecretHappyEndルート Epilogue:2『ハチミツ工場』

1/10


 日曜日の朝。昴さんがアパートの前に車を回してくれる。

昴「渋滞は、してないよな?」
**「そうですね。この時間なら、まだ大丈夫だと思いますけど……」
 私は昴さんを見つめる。
 昴さんは、昨日の服を着てくれていた。
**(やっぱり、昴さんにすごく似合ってる。カッコイイな……)

昴「**、今日の恰好いいな」
**「本当ですか? 動きやすい恰好をと思って選んだんですけど……」

昴「場所に合った服装が一番だ。それになかなかカワイイ」
**(この服にしてよかった。みどりに感謝しなくちゃ)

昴「行くか」
**「はい!」
 車に乗ろうとドアを開けた時、昴さんの携帯が鳴った。

 昴さんは携帯の着信欄を見て、めずらしく驚いたような顔で電話をとった。

昴「はい、昴です」
**(あれ? 昴さんの話し方がいつもと違う? 誰からの電話なんだろう……)

昴「ああ、わかってる。きちんと話はするつもりだから。ああ……」
 数分話をして、昴さんは電話を終えた。
**「大丈夫ですか? お仕事が入ったとか……」

昴「いや、親父からだった」
**「昴さんのお父さん!?」


2/10

**「昴さんのお父さん!?」
**(昴さんのお父さんって、一柳警視総監だよね)
**「あの、それでお父さんは何て……」


昴「この前の婚約解消の件で話があるから、顔を出せって話だ」
**「あ……」
**(そっか……婚約を解消したんだから、いろいろあるよね……)


昴「ほら、行くぞ。車に乗れよ」
**「え、でも、お父さんからの電話は……」

昴「お前との約束の方が先約だから。親父には、次の休みにでも会いに行く」
**「でも……」
**(ディニーズランドより、お父さんとの話を優先させた方がいいに決まってる)
**「お父さんに会いに行ってください」


昴「**……」
**「こういうことは早くきちんとした方がいいと思います。ディニーズランドはいつでも行けますから」

昴「……」
 昴さんはしばらく考え、そして頷いた。

昴「わかった。じゃあ、お前も来い」
**「わ、私もですか!?」

昴「話をするときに、お前も一緒にいて欲しい」

 A:わかりました
**「わかりました。私も一緒に行って謝ります」
昴「べつにお前は謝る必要はない。悪いことはしてないんだから」
 B:昴さん一人の方がいいと思う
**「昴さん一人の方がいいんじゃ……。いきなり私が行って、失礼にならないかな」

昴「近いうちに紹介することになるんだ。細かいことは気にするな」



昴「今から行くって、親父に連絡するから」
**「はい」
**(いきなり昴さんのお父さんに会うことになるなんて……。大丈夫かな)


昴「今から、そっちに行くから。……ああ、わかった」
 昴さんはお父さんとの電話を切る。

昴「ホテルのレストランで会うことになった。ここから、そんなに遠くないところだから」
**「あの、私、もっとフォーマルな服に着替えた方がいいかな?」

昴「そのままで構わない。俺は、ありのままの**を紹介したい」
 車に乗り、昴さんがエンジンをかける。
 行き先はディニーズランドから都内のホテルに変更になった。


3/10



 ホテルの前に立って、緊張しているのを感じた。
**(昴さんのお父さんって、どんな人なんだろう。やっぱり、厳格な人なのかな……)
**「あの、昴さん……」


昴「……」
**「昴さん?」

昴「あ、ああ。どうした?」
 私の呼びかけに、はっとしたように昴さんが振り向いた。
**(心なしか昴さんの表情が硬いような……。もしかして、昴さんも緊張してる?)
**「昴さんも緊張してますか?」


昴「……まぁ、少しはな。親父の顔を見るのも久しぶりだし」
**(職場が同じでも、あんまり顔を合わせたりしないんだ……)

昴「お前が不安そうな顔するなよ。大丈夫だ。ウチの親父は、お前をとって食ったりしないから」
**「昴さん……」
 昴さんが微笑んで、私の緊張を解そうとしてくれているのがわかる。
 私は自分から昴さんと手をつないだ。
**(少しでも、昴さんの緊張がほぐれてくれますように……)

昴「**……」
**「行きましょう、昴さん」

昴「ああ」
 私たちは昴さんのお父さんが待つホテルに入った。


4/10



 待ち合わせ場所のレストランでは、すでに昴さんのお父さんが私たちを待っていた。

昴「親父」

隆一「昴、久しぶりだな」

隆一「……そちらのお嬢さんは?」
**「初めまして。****と申します」

隆一「****さん……」

隆一「あなたは平泉総理の……」

昴「**は平泉総理の娘だ」

隆一「その**さんが、なぜ昴と……」

昴「俺の婚約解消に関係あるから連れてきた。近いうちに紹介しようと思ってたから」

 私は昴さんの言葉に頭を下げる。

 昴さんのお父さんは私たちの関係を察したようで、驚きの表情を浮かべていた。

隆一「とにかく、話をきこう」
 飲み物のオーダーを済ませ、あらためて本題に入る。

隆一「四井家のお嬢さんとの婚約解消の話は聞いた。式の日取りまで決めておいて、どういうつもりだ? 昴」
 昴さんのお父さんは厳しい表情で昴さんを見つめる。

昴「勝手なことをして悪かったと思ってる」

隆一「お前の突然の婚約破棄で、一柳家と四井家の長年の親交は崩壊寸前だ」

昴「そうなることもわかってた。一柳家に迷惑を掛けることも」

昴「でも、俺は……」
 昴さんは一瞬私に視線を送り、言葉を切った。

昴「初めは家名のために結婚するのもいいと思ってた。俺も結婚はそんなもんだと思ってたし」

隆一「なぜ、その考えが変わった?」
 昴さんのお父さんは落ち着いた口調で昴さんに問いかける。

昴「**に出会ったから。今はコイツとの将来しか考えられない」
**「昴さん……」


5/10


昴「**に出会ったから。今はコイツとの将来しか考えられない」
**「昴さん……」

隆一「……」

昴「俺は**と生きていきたいんだ」

昴「すまなかった、親父」
 昴さんはお父さんに頭を下げる。
 黙って話を聞いていた昴さんのお父さんは私に向き直った。

隆一「昴の気持ちはわかりました。**さん、あなたのお気持ちはいかがですか?」
**「私も昴さんと同じ気持ちです。昴さんや他の方々にご迷惑をお掛けしたことは申し訳ないと思っています。けど……私も昴さんと一緒に生きていきたいと思っています」

隆一「そうですか……」
 目を閉じた昴さんのお父さんの表情が、フッと柔らかいものに変わった。

隆一「あの昴が……変わったものだな」

昴「親父……」

隆一「**さんのことは桂木を始め、SPメンバーから話は聞いています。芯が強く、周りのことを一番に考えてくれる方だと」
**「そんな……恐縮です」

隆一「あなたのような方が昴の傍にいてくださると、父親としても安心です」
**(昴さんのお父さん……私たちを認めてくれたの……?)


6/10

**(昴さんのお父さん……私たちを認めてくれたの……?)

隆一「昴、今のお前を見ていると、若い頃の自分を見ているようだ」

昴「若い頃の親父?」

隆一「実は……私にも決められた婚約者がいたんだが……」

隆一「その方との婚約を解消して、母さんと一緒になったんだ」

 昴さんのお父さんの言葉に、私たちは顔を見合わせる。

昴「そんな話、初耳なんだけど……」

隆一「お前に四井家との婚約を勧めた手前、話す機会がなくてな」

隆一「だが、本当に愛する人に出会えたというのは素晴らしいことだ」

昴「四井家との関係は大丈夫なのか?」

隆一「今度、あらためて私からお詫びにうかがう」

隆一「なに、誠心誠意話をすれば、先方もわかってくれるだろう」
 その言葉にほっと胸を撫でおろす。

隆一「いい顔になったな、昴」

昴「そうか……?」

隆一「ああ。仕事の面では順調だったが、お前のプライベートは心配していた」

昴「……**の前で、妙なこと言うなよ?」

隆一「はっはっは、わかっている。お前に足りなかったものを、このお嬢さんが与えてくれたらしいな」
**(昴さんのお父さんが昴さんを見る目……優しいな……)

隆一「先の事件では、**さんにもご迷惑をお掛けしてしまった」

隆一「ですが、昴と**さんが出会えたことを考えると、悪いことばかりではないようですね」
**「はい」
 それから、ランチをご一緒して、仕事があるという昴さんのお父さんは警視庁に戻ることになった。


7/10

 
 昴さんが車をとりに行っている間、私は昴さんのお父さんと二人になった。昴さんのお父さんには迎えの車が来ることになっている。
**「今日は突然ご一緒してしまい、すみませんでした」

隆一「いえ、私も**さんにお会いできて嬉しかったです。安心もしました」
**「安心……ですか?」

隆一「ええ」
 昴さんのお父さんは少し間を開けた後、話し始めた。

隆一「……私の口からお話するのも恥ずかしいのですが、昴は母親を早くに亡くし、愛情に飢えて育った子です。私は不出来な父親で、母親の代わりになってやることができなかった。アイツは不器用な男でしょう?」
**「初めは難しいところもあるかなって思いましたけど……今は優しい人だと思ってます」

隆一「それは昴があなたに、心を開いているということですね」
 昴さんのお父さんは嬉しそうに微笑んだ。

隆一「もしかしたら、あなたにも上手く気持ちを伝えることができない時があるかもしれない。けれど、親として、昴があなたを愛していることはわかります」
**「はい」

隆一「だから、アイツを信じてやってほしい」
 私は深く頷いて応える。

隆一「本当に勝手なお願いかもしれないが、あの子を深く愛してやってください」
**「はい。お約束します」

隆一「**さん、昴をよろしくお願いします」
 昴さんのお父さんに深く頭を下げられ、慌ててしまう。
**「そ、そんな! 顔を上げてください! お願いするのは私の方で……。ふつつか者ですが、よろしくお願いします!」
**(あ、あれ? これだと、なんだか結婚の挨拶みたい!? どうしよう……!)


 私が慌てていると、昴さんが戻ってきた。


8/10


 私が慌てていると、昴さんが戻ってきた。

昴「どうした? **。親父と何を話してたんだ?」
**「え、それは……」

隆一「**さんを泣かせるようなことがあったら、いつでも連絡してくださいという話だ」

昴「コイツだけは泣かせねーよ」

昴「迎えの車、表に来てるみたいだけど?」

隆一「そうか。昴、**さん、今度は家の方でゆっくり話をしましょう」

昴「近いうちに帰るから」

隆一「では、また……」
 頭を下げて昴さんのお父さんを見送る。
お父さんの背中が見えなくなると、昴さんは小さく息をついた。

昴「俺たちのこと、認めてくれたみたいだな」
**「はい。ほっとしました」

昴「あの親父も婚約解消して母さんと結婚してたとはな……」
**「血は争えませんね」

昴「その血のおかげで、お前と一緒にいられるんだ。親父に感謝かもな」
 緊張が解けたのか、昴さんは軽く肩を回す。

昴「付き合わせて悪かったな」
**「ううん。私も昴さんのお父さんにお会いできてよかった」
 ふとロビーの時計を見ると、すでに午後を回っていた。
**「ディニーズランドはまた今度ですね」
**(昴さんの今度のお休みはいつかな……)


昴「いや、今から行くぞ」
**「え! でも、もうこんな時間ですよ?」

昴「今から車をとばせば、日が暮れる頃には着く。閉園時間は10時だろ?」
**「そうだったと思いますけど……」

昴「今日は日曜日だ。入場制限も解けて、人も少なくなってくる時間帯だし、ちょうどいいだろ」
**「……そうですね!」
**(混んでる日中に行くより、スムーズに楽しめるかも)

 夕方の入園を目指して、私たちはホテルを出発した。


9/10


 少し道が混んでいたこともあり、ディニーズランドに着いたのは日が落ちる頃だった。
**「もう帰る人達も多いですね」

昴「子供連れは、あまり遅くまでいないだろうからな」



 ゲートをくぐって、私は園内マップを広げる。
**「昴さんは行きたいところありますか?」

昴「いや、お前に任せる」
**「それじゃあ……」
**(昴さんも楽しんでくれそうなところがいいよね。昴さんが気に入りそうなのは……)

 マップを一通り見て、私はファンタジーエリアに目をつけた。
**(ここなら、昴さんも楽しめそう!)
**「昴さん、私、ムーさんのハチミツ工場に行きたいな」


昴「ムーさんのハチミツ工場?」
**「クマのムーさんがハチミツ工場で迷子になって、それを探すアトラクションみたいです」
 私はパンフレットを昴さんに見せる。

昴「……悪くないな」
**「じゃあ、行きましょう!」
 私たちはファンタジーエリアにある『ムーさんのハチミツ工場』に行くことにした。



 30分くらいでアトラクション内に入れ、可愛いムーさんとハチミツ工場を楽しむ。

昴「建物全体がハチミツの匂いに包まれてるんだな」
**「ムーさんがハチミツ壺に落ちるところ、可愛かったですね」

昴「工場のなかで昼寝してるのもよかったな」



  アトラクション出口にあるお土産コーナーにはムーさんグッズがたくさん売っていた。

昴「なにか買っていくか?」
**「そうですね。どれがいいかな……」


A:ハチミツ石けん
**「ムーさんのハチミツ石けんにしようかな」

昴「いいな。甘すぎないし、いい香りだ」
B:ぬいぐるみ
**「ムーさんのぬいぐるみにしようかな」

昴「ぬいぐるみか。部屋がにぎやかになっていいかもな」

 他にもお菓子を買って、『ムーさんのハチミツ工場』をあとにした。


10/10



 いくつかアトラクションを回って園内を歩いていると、ポップコーンのカートを見つける。

昴「ポップコーン食べるか?」
**「はい! いい匂いだなぁって思ってたんです」

昴「何種類かフレーバーがあるみたいだな。**は何味にする?」
**「えーと……私はキャラメル味にしようかな」

昴「じゃあ、俺はストロベリーにする」
 ポップコーンを買って、時計を見ると、花火の時間が近づいていた。

昴「せっかくだから、いい場所で見るか」
**「そうですね。お城の前の湖の辺りがよく見えるみたいです」

昴「なら、そっちに移動するか」
 ポップコーンをつまみながら、中央エリアに戻ることにする。
**(キャラメル味も美味しいけど、ストロベリーもいい香り……)

昴「なに物欲しそうな顔してんだよ」
**「え?」

昴「ほら」
 昴さんがストロベリーポップコーンを口の中に入れてくれる。
**「ストロベリーも美味しい!」

昴「キャラメルはどんな味だ?」
**「はい。え……?」
 私が昴さんの口にポップコーンを運ぶより早く、昴さんが私の頬にキスをした。
**「あ、今あげようとしてたのに」

昴「空振りだな」
**(昴さんって、不意打ちでこういうことするんだから……)
 私は赤くなった頬をおさえる。



 ちょうどお城の湖の前に着くと、花火が上がった。
**「わ……キレイ……」

昴「たしかに、ここからならよく見える」
 次々と夜空に上がる花火を見ていると、昴さんが私の肩を抱き寄せた。私はそのまま昴さんに頭を預ける。

昴「寒いか?」
**「ううん……あったかいよ」
 空気は冷たくなってきていたけれど、昴さんと一緒だと寒さは感じなかった。

昴「……俺もだ」
 花火から視線を外すと、昴さんと目が合う。
 そのまま自然に目を閉じて……昴さんの唇がそっと重なった。



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