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6/12~6/19の期間に開催されている、恋人は専属SPプレミアム版の"海司バースデーイベント2013"シナリオ(ネタバレ)です。
追記部分は画像満載なため、表示が重かったり、読み込みに多少時間がかかる場合があります。予めご了承ください。

ネタバレの意味がわからない方は、ブラウザバックでお戻りください。










Stage 4 『リゾート島で2人きり♥』


1/2


海司「おお、すげーーー!」
**「綺麗な海だね!」
 私たちはフェリーから降りると、船着場から海を眺めた。
 
 ここは熱海から少し離れた小島のリゾート地だ。熱海からフェリーに乗った時よりも、海が淡いブルーに澄んで見える。

海司「こんな綺麗な海、久しぶりに見た」
 海司がそう言って楽しそうに笑った。その横顔を見て、私も嬉しくなる。
**(よかった。ここに来られて……)
 私は今日の計画を決めた時のことを思い出した。


**「海司を癒しのリゾート地につれてってあげようと思います!」
 私はテーブルにネットで見つけた写真を広げた。
 私はまたSPのみんなに海司の誕生日について相談に来ているのだ。
**「そういう静かな島でのんびり過ごせたら、海司もきっと癒されて、日頃の疲れがとれるんじゃないかって」

昴「お前、バカか?」
**「え?」

昴「ようするにリゾートツアーをプレゼントしようってことだろ? 一体いくらかかると思ってるんだ?」
**「そうなんですよね。それが最大の問題で……。バイト代だけだと、宿泊代くらいにしかなりそうになくて」

そら「そんな無理して旅行に行かなくても、海司は**ちゃんの部屋で十分癒されると思うけどな~」
**「そうですかね……」
**(やっぱり無理があるよね……。今年は部屋でのんびりと過ごすしかないかな……)


瑞貴「僕、いい所知ってますよ」
 それまで黙っていた瑞貴さんが写真を眺めながら言った。

瑞貴「昔ロケとかで行った小さな島があるんです。あそこならのんびりできるんじゃないかな?」
**「それ、どこにあるんですか?」

瑞貴「熱海からフェリーで行けますから、そんなに遠くないですよ?」

瑞貴「それにホテルのご主人と仲良くなったので、きっと特別価格でプラン立ててもらえると思いますよ」
**「ほ、ほんとですか!? ありがとうございます!」

そら「へぇー!」

そら「さすが瑞貴」
**(よかった! これでリゾートツアープレゼントもできそう!)

昴「あとはどうサプライズにするか、だな」

そら「また班長の素晴らしい演技に期待しましょ~♪」
**「え、また桂木さんにそんな役回りを……?」

瑞貴「いいんですよ。班長の演技は僕たちの楽しみですから」
 瑞貴さんたちはそう言って可笑しそうに笑った。


**(バレちゃったけど、みんなのおかげでここに来られてよかった!)

海司「この後どうするんだよ?」
**「とりあえず部屋に行こっか」
 私は海司の手を引いてホテルへと向かった。



**「ええっ!?」
 ホテルのすぐそばまで砂浜を歩いてきた私は、ビーチに立てられていた看板を見て、思わず足を止めた。
**「『遊泳禁止』だって……」

海司「海開きしてないんだろ。まだ6月だからな」
**「そっか。そうだよね……残念」
 予想はしていたものの、少しはビーチで泳いだり楽しんだりできるかもしれないと期待していた私は、がっかりする。
**「でも仕方ないよね。他にも楽しみあるもんね」

海司「たとえば?」
**「それは……」


 A:食事
**「食事とか楽しみだね。こんなに海が近いんだもん。新鮮なお魚とか」
海司「あ、それいいな。今から楽しみになってきた」
 海司がそう言って嬉しそうに笑った。
B:温泉
**「温泉があるって聞いたよ。たぶんホテルにもあるんじゃないかな?」

海司「温泉か……」
**「あんまり楽しみじゃない?」

海司「……混浴なら」
**「ば、ばか」

 照れる私を見て、海司がいたずらっぽく笑った。
 C:自然
**「海とか自然を眺めてるだけでも癒されるよ」
海司「まぁな」
**「今日は2人でのんびり過ごそう」
 私の言葉に、海司が優しく微笑んでうなずいた。

 ホテルに向かって歩いていると、おじさんが私たちの方へとやって来た。
??「**さんですか?」
**「そうです。ホテルのオーナーさんですか?」
オーナー「ああ。藤咲くんから話は聞いています。どうぞこちらへ」
**「今日はありがとうございます。よろしくお願いします」
 人懐っこい笑顔のオーナーさんについて歩いていると、海司が私の耳元に口を寄せ、小声で聞いてきた。

海司「ここ、瑞貴の紹介なのか?」
**「うん。今日ここに来られたのは、瑞貴さんやみんなのおかげなんだ」

海司「そっか。みんな協力してくれたんだな」
 海司が嬉しそうに微笑んだ。
**「そういえば……やっぱり、今日はまだ海には入れないんですよね?」
 私はダメ元で確認してみる。
オーナー「そうですね。でもホテルの海水プールの方がプレオープンの準備をしているところでしてね。よかったらどうぞ」
**「え? ほんとですか!?」
オーナー「ええ。今日は誰もいないですから、貸し切り状態ですよ」
 オーナーさんの言葉に、私は海司を振り返る。
**「海司、プール入れるって! 泳いじゃおっか!!」

海司「あたりめーだろ! 早く行こうぜ!」
 私たちがはしゃぎ出すのを見て、オーナーさんも可笑しそうに笑っていた。
2/2



**「気持ちいい~! 水あったかいね!」

海司「ほんと海みてーだな」
 海水プールへとやって来た私たちは思わず声を上げた。プールに海水を引いているらしく、さらにヤシの木なども植えられていて、海を疑似体験できるようになっている。
 しばらく遊んだ後、私たちはプールサイドに座ってぼんやりと海を眺めていた。

海司「俺、海水プールなんて初めてだけど、おもしれーな」
**「私も。でも、本当に私たち意外誰も来てないんだね」

海司「そうだな」
**「もっと賑やかな方がよかった?」
 私は海司の顔を覗きこんで言う。

海司「いや……俺は誰もいなくてよかった」
**「そう? どうして?」

海司「だって、お前の……こんな可愛い姿、誰にも見せたくねーよ」
 海司がチラリと私の水着姿を見て、ちょっと照れたように言った。
**「そ、そんな見ないでよ……恥ずかしい」

海司「べ、別に俺は……」

海司「あ、スライダー行ってみっか」
 海司が赤い顔をそらすように、プールにかけられたスライダーへと向かった。
 そして1人駆け上がると、プールめがけて滑り出す。

海司「おおーっ!」
 バシャッ!
 プールに落ちた海司が大きな水しぶきを上げる。

海司「これ、おもしれーぞ! **も来いよ!」
**「私はいいよ」

海司「何言ってんだよ。2人しかいねーんだぞ? 一緒に楽しまなくてどうするんだよ」
 海司がそう言ってプールサイドに上がると、私の手を引いてまたスライダーへと歩き出した。
**(ふふ。海司、子どもみたいにはしゃいで……でも楽しそうでよかった)
 海司に促され、私もスライダーの階段を上った。下から見た時よりも、やけに高く感じる。
**「け、けっこう高いね」

海司「お前、ちょっとくっつきすぎじゃね?」
**「え? あ、ごめん……」

海司「ったく。しょうがねーな」
 海司がちょっと顔を赤くして、私を後ろから抱きしめた。濡れた海司の肌に密着し、私はドキドキしてしまう。
**(こんなふうに抱きしめられたら……)

海司「じゃ行くぞ」
**「え……きゃーーー!」
 海司が突然滑り出した。想像以上のスピードに、私は思わず目をつぶって両手を振り回した。

海司「あ、あぶねー!」
 バッシャーン!
**「ゴホゴホッ!」
 私は慌てて水面に顔を出す。咳き込む私のもとに海司が急いで駆け寄って来てくれた。

海司「**! 大丈夫か?」
**「み、水が鼻に入っちゃった……」

海司「どれどれ……」

海司「ぷっ!」
 私の顔を覗きこんだ海司が、いきなり笑い出した。
**「な、何笑ってるの?」

海司「ははっ! **、鼻だけ赤くなってるぞ。トナカイか、お前」
**「な、何よもう……海司なんて知らない!」
 私は鼻を隠してぷいっと顔をそらした。
 海司が笑いながら、私の肩に手を置く。

海司「冗談だよ」

海司「もうスライダーはやめとくか?」
 海司が少し心配そうに言って来たので、私はゆっくりと海司を振り返った。
**「ううん。海司が楽しそうだから、もう一回滑る!」

海司「え?」
**「それに……海司にぎゅってされて滑るの、何だか幸せだったし」

海司「**……」
 海司は真剣なまなざしで私を見つめる。
 そしてふいに顔を近づけると、唇を重ねた。濡れた体に、唇があたたかい。
**「……ちょっと海司。ここプールだよ?」
 唇を離し、私はうつむきながら言う。

海司「大丈夫。誰も見てない」
 海司はそう言って私の顔を上げると、再びキスしてきた。次第に甘くなるキスに、私はなされるがままに立ち尽くす。
**「んっ……」
 思わず声が漏れる。
 すると、海司は私の水着に手をかけ、ずらそうとしてきた。
**「ま、待って……!」
海司「何だよ?」
**「何だよ、じゃないでしょ! もう!」
 私は海司をペチッと叩こうと手を上げる。
 その時、その指先がしわしわになっていることに気付いた。
**「しわしわ!」

海司「ほんとだ。俺もだ」
 海司が自分の指先を見せてくる。

海司「そろそろ上がるか」
**「うん」
**(楽しかったな……それにさっきの……)

 私たちはプールから上がり、ホテルへと向かう。
 私の唇には、さっきのキスのぬくもりがまだ残っていた。

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