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『ルームシェア 素顔のカレ』のソーシャルゲーム(GREE&mobage)版、清田創一ルート・Episode:2のネタバレ。 プレイ画面のヒロイン名は**、ペット名はブラン。
SS画像内のヒロイン名は未修整ですので、他人の名前に抵抗がある方は閲覧をお止めください。

画像満載なので、ページ表示に時間がかかる場合があります。
現在載せてあるのは、Episode:2-6~10までのストーリーです。



⇣⇣ 以下、ネタバレ ⇣⇣



■…ヒロイン ■…創一 ■…千尋 ■…裕介 ■…文太 ■…大輔 ■…和人 ■…なずな ■…桃 ■…アキオ ■…砂原

清田創一・Episode:2 『屈辱のスッピン公開』

6/10



文太「……っ」

千尋「……」

 案の定、そんな様子を見て皆は笑いをこらえていた。
**(清田さん、相変わらずからかわれやすい人だ……)
**「あの、それなら私、無理にとは……」


清田「あーもう、教えればいいんだろ! 教えれば!」

裕介「そうそう。最初からそう言えばいいのに」

和人「じゃ、決まりな」
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清田「……」
**「……よろしくお願いします」



清田「……明日、餌買いに行くからな」
**「あ。うん」

清田「昼まで寝てんじゃねぇぞ」
**「私早起き得意なので、大丈夫です」
 どうやら車で買い出しの予定らしい。

清田「……ったく、なんで俺ばっかりこんな……」
 ブツブツと文句を言いながら、清田さんはドアに消えていった。



 翌日。予定通り、私は清田さんの運転でホームセンターに来ていた。
**「ねぇ、ブランの餌は、いつもここで買ってるの?」

清田「大体そうじゃねぇの。近いし」
**「ふーん……」

清田「ま、車出せる奴がまとめ買いするから、お前には関係ない」
**「はーい」
 仲良くとまではいかないものの、なんだかんだでぶっきら棒な態度にも慣れてきた。

清田「餌はこれ。多分、他のは食わない」
**「へぇ、味の好みとかあるんだね」
 清田さんは嫌がってた割に、案外きちんと教えてくれる。こうして、必要なペット用品は無事に揃え終わった。
 でも実は、私はまだ気になる棚があった。
**(ここってホームセンターなのに、結構おしゃれな物も置いてあるなぁ。雑貨とか少し見たいな……)

▲TOP


7/10


**「ねぇ、ついでにちょっとだけ自分の買い物もしていい? スリッパとかマットとか、欲しかったんだよね」

清田「はぁ? ……」

清田「いいけど、さっさとしろよ」
**「うん、ありがと」
**(どれにしようかな……)

 インテリアコーナーで、私は小さなラグを見ていた。
**「先に行っててもいいよ? 私もすぐ行くし」

清田「俺だってそうしたい」

清田「でも、お前だけにすると時間掛かりそうだからな」
**「そんなに長々買い物しないって」
**(ま、夢中になって待たせたら悪いし、丁度いいか)


清田「で、どれにすんだよ」
**「え、ちょっと待って……うーん、悩むな……」
 候補は絞ったものの、部屋に合いそうなものが複数ある。
**(これ! っていう決め手がない……)
**(そうだ。せっかくだし、清田さんの意見も聞いてみようかな?)


 A:清田さんにアドバイスを貰う

**「ねぇ、清田さんはどれがいいと思う?」

清田「は? んなもん、俺に聞くなよ」

清田「自分で決めろ」
**「だから、決められないんだってば。清田さんセンス良さそうだし、教えてよ」
 そう言うと、清田さんは気まずそうに口を噤んだ。そしてポツリと言う。

清田「……褒めてもなんも出ねーぞ」
 その声には、何となく照れが見えなくもない。
**「別に、そんなつもりで言ったんじゃないよ。服とかいつもバランス良いから」

清田「……」
 清田さんは少し黙ったあと、尋ねてきた。

清田「……どこに置くやつなんだよ」
**(あ、選んでくれるんだ)
**「ベッドサイドなんだけど」


清田「あっそ。色は?」
**「うーん、これかこれかな……?」

清田「ふーん」

清田「じゃ、こっち」
**「はやっ!」

清田「文句あんのか?」
**「いえ、ないです。じゃあ、それにしよっと」

清田「あー、終わった終わった」
**「……何か、適当に決めてない?」

清田「あ? 文句無いっつっただろ。それにちゃんと選んでるし」
**「どういう基準で?」

清田「こっちの方がお前っぽい。以上」
**「なるほど……」
**(清田さんの私のイメージ、意外と女の子っぽいんだな……)


 B:意見なんて聞かない

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8/10



清田「じゃあ、とっとと帰るぞ」
 レジを抜けると、清田さんはさっと荷物を手にして出口に向かった。また全部持ってくれるつもりらしい。
**「え、いいよ。自分のもあるし、半分持つよ」

清田「何でお前はいつも、そんなに荷物持ちたがるんだよ」
**「いや、悪いなと思って……」

清田「……」

清田「余計な気使うんじゃねぇよ」
**「そ、そう?」
**(そんな風に言われると持ってもらうしかないな……)
**「じゃあ、お願いします」


清田「ん」
 清田さんはそっけなく返事をした。
**(こういうとこは、さりげなくて良い人なんだよね……)

清田「お前みたいな奴でも、一応他人からは女に見えるからな」
**「……」
**(「良い人」は撤回……)



 家に戻った私と清田さんは、荷物を下ろしてアトリエに向かった。

清田「餌のストックはここだから」

清田「あと、餌の量は一食こんくらい」
**「はい」
 餌やりの決まりなどを説明され、私はそれを頭に書き留める。
**(面倒臭がっているように見えて、やっぱり細かく教えてくれるんだ)

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9/10



清田「……と、こんなとこか。忘れんなよ」
**「了解」

清田「さて、じゃ昼飯やるか」

清田「ブラン、飯だぞー」
 清田さんはそう言いながら袋を空け、お皿にざらざらとペットフードを入れた。その音を聞きつけて、ブランがトコトコ走ってくる。

清田「ほら、沢山食べろよ」
 そう言う清田さんの表情は、普段よりずっと柔らかい。
**(この人、動物には優しいんだ……)
**「……」


清田「……なんだよ」
**「いや、そんな優しい顔もできるんだなーと思って」

清田「は……?」
 そう言うと、清田さんはたちまちいつものムッとした表情になった。

清田「……お前、ちょっと手出せ」
**「え?」

清田「いいから、早く」
**(一体、何……?)
 私は不思議に思いながらも、手の平を差し出した。

清田「はい」
 すると清田さんはおもむろに、私の手にペットフードを盛る。
**「……清田さん?」

清田「お前も飯の時間。たんと食べろ」
**「は!? どういう意味よそれ」

清田「……優しくして欲しいんだろ?」
**「……」
**(絶対、いつか仕返ししてやる…………)

 手の平一杯のペットフードを前に、私は固く心に誓った。

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10/10


 その日の夜。
**「うーん、うまいっ」
 グレープフルーツサワーをぐいっと煽り、一息つく。
**「生搾り最高! やっぱり、一日のシメはこれじゃなきゃね」
 搾りたての果汁を使ったサワーは、毎晩作って飲んでいる癒しの一杯だ。
**「……さてと、今日のご褒美も終わったし。そろそろ寝ようかな」
 残り一口のサワーを流し込んで、私はグラスを置きにキッチンへ向かった。


??「……っ」
**(……ん?)
 廊下に出たところで、何だか聞きなれない音を耳にする。その音は、リビングから聞こえているようだ。
**(なんか、鼻をすする音みたいな……誰かいるのかな……?)

 出来るだけ静かにリビングのドアを開けて、そっと中を覗く。
**(……)
**「あ」


清田「え」
**「え、えぇぇ?」
 そこに居たのは、ソファに座る清田さん1人だけだった。たった今無造作に拭われ掛けたその目は、真っ赤に潤んでいる。
**(清田さんが、な、泣いてる……!?)

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