FC2ブログ



上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



6/12~6/19の期間に開催されている海司バースデーイベントのネタバレです。
(画像満載なため、表示が重かったり、読み込みに多少時間がかかる場合があります)

ネタバレの意味がわからない方は、ブラウザバックでお戻りください。
意味のわかる方は、先読み、おさらい、ご自由にどうぞ。








Stage 6 『観覧車の中で…♥』


1/2

みんなが帰り、急に静かになったリビングで、私と海司は顔を見合わせた。海司がちょっと照れたように微笑む。
 
海司「**」
**「うん?」
Screenshot_2013-06-15-18-15-17.jpg 

海司「……今日は本当にありがとう。すげー楽しかった」
海司の言葉に、私は嬉しくなる。
**「ううん。私も楽しかった。海司もみんなも楽しめるパーティーになってよかった。カラオケもすごく盛り上がったし」
 

海司「あれは、その……ちょっと酔っぱらってたし……」
**「一生懸命歌ってる海司、かっこよかったよ」
 
海司「そうか……」

海司が嬉しそうに微笑み、私の手を握った。
 
海司「あのさ、今からちょっと出かけないか?」

**「今から?」
 
海司「いや、何となくこんな展開を想像しなくもなかったから……」
 
海司「夜は2人でどこか行けないかと思ってたんだ」

海司がポケットから封筒を取り出した。
**「これは?」
 
海司「街をウロウロしてる時に見つけたんだ。お前と2人で見たいと思って……」

封筒を開けると、中から出てきたのはディニーズランドのチケットだった。期間限定で24時間営業していて、その間に開催されているナイトパレードを鑑賞できるチケットだ。
**「すごい! これ行きたいと思ってたんだ……!」


海司「そっか! ならよかった」
海司がほっとしたように言って笑った。
私は海司の心遣いに、また嬉しくなる。
**(海司……自分の誕生日なのに、こんなサプライズを用意してくれてたなんて……!)


海司「じゃ行くか」
**「うん! ……あ、ちょっと待ってて。用意してくるから」
私はそう言って急いで出かける支度を始めた。


 
私たちはディニーズランドに到着した。まだナイトパレードは始まっていないようだ。
**「よかった! 間に合ったみたい!」
 
海司「そうだな」

海司がそう言いながら、私に目を向けた。
 
海司「そのパーカー、暑くないのか?」

**「え? ああ、これ……」
私はちょっと辺りを見回してから、上に着ていたパーカーを脱いだ。
私の格好を見て、海司が目を丸くする。


海司「ちょ! お前それ、ビンゴでそらさんが当てたコスプレだろ!?」
**「うん。でもそらさんが私に譲ってくれたんだ」
 
海司「じゃあ、さっき帰り際に言ってたメールって、それのことか……」
**「そうなの。『海司はこういう服好きだと思うよ~!』って。ディニーズランドなら浮かないかなと思って着てきたんだけど……どうかな?」
 
海司「……」
海司がまじまじと私の全身を眺める。可愛い大きなリボンの付いた、ぱっくりと胸元が開いている服だ。せっかくの誕生日なので、勇気を出して大胆になってみたのだけど……。
**(何も言ってくれないけど、ダメだったのかな?)

 A:海司の好みじゃなかった
**「海司、こういうの好きじゃなかったかな……。もし海司が嫌ならパーカー着ておくから」
 
海司「いや、そのままでいい」

B:似合ってない
**「似合ってないかな……? たまにはこういう格好もいいかなと思ったんだ」
 Screenshot_2013-06-15-18-40-12.jpg

海司「いや、すげー似合ってるけど……」

 C:そらさんの物だから
**「やっぱりそらさんの景品なのに、もらったら悪かったかな」


海司「いや、そういうことじゃねーけど……」

Screenshot_2013-06-15-18-35-44.jpg

海司「いいんじゃねーか。そういうのも」
 
海司「……っていうか、お前が着てるのなら何だって可愛いよ」
**「ほんと? ありがとう!」
**(海司がそんなふうに言ってくれるなんて……!)

海司に褒められ、私は嬉しくなる。
自分の言葉に照れた海司はポリポリと頭をかいた。
 
海司「でもそういう格好するの、俺の前だけにしろよ? あんまり他のヤツに見せたくねーから……」
**「もちろん。海司の前だけにする」
 
海司「そうか。ならいい」
海司がほっとしたようにそう言って微笑んだ。
その時、少し離れた所から大きな音楽が響き渡って来た。
**「あ、パレード始まるみたい!」


海司「早く行こうぜ。ほら、はぐれんなよ」
海司がそう言って私の手を取って走り出した。

2/2
 
 人込みの中を抜け、パレードへと到着する。
**「見て! すごい綺麗!」

海司「お、アイツ俺たちの方に手振ってねーか?」
**「ほんと? おーい!」
 私たちはパレードの車の上で踊っているキャラクターたちに、大きく手を振った。
 
 キラキラと点滅するライトに海司の横顔が照らし出される。
**(海司、連れてきてくれてありがとう……)
 私は海司の横顔を見つめながら、つないだ手をしっかりと握った。

 
 パレードを見た後、私たちは観覧車に乗り込んだ。ディニーズランドは美しいネオンに輝き、その向こうには海が広がっているのが見える。
**「綺麗な夜景だね」

海司「ああ……でも、お前の方が綺麗……」
**「え?」
 私は驚いて海司を振り返る。
 海司は照れたように目をそらして、夜景に目を向けた。

海司「あ、いや何でもねー。き、綺麗なだ、ほんと」
**「……ありがとう」
**(今日の海司はいつもよりっちゃんと言葉にしてくれて……すごく嬉しい)

 私は海司の肩に頭をもたれる。海司は嫌がることなく、私の頭を撫でてくれた。

海司「今日は本当に楽しかったな……」
**「私も。海司の誕生日なのにね」

海司「**やみんなのおかげで、最高の誕生日になった。本当にありがとう」
**「海司、もう何度もお礼言ってるよ?」
 私は思わずクスッと笑う。海司も優しく微笑んで、頭をなでながら私の顔を覗きこんできた。

海司「お前が隣にいてくれる誕生日なら、あと100年は一緒に祝いてーな」
**「100年は無理だよ」

海司「無理じゃねーよ」

海司「これからも、ずっと一緒に祝ってくれよな……」
 海司がちょっと切なげに言った。
**(あと何回くらい海司の誕生日を一緒にお祝いできるだろう……)
 そう考えると、一緒にお祝いできるこの瞬間が、愛おしくてたまらなくなってきた。
**「ずっと一緒にお祝いしようね」 

海司「ああ、約束だぞ……」
 海司が嬉しそうに微笑んで、そっと顔を近づけた。
 あたたかい唇が触れる。
**(海司……)
 海司が私をぎゅっと抱きしめる。それに応えるように、私も両腕でしっかりと海司に抱きついた。
**(お誕生日おめでとう……これからもずっと一緒にいてね……)
 観覧車が一番高い所に差し掛かる。
 ディニーズランドの夜景と月明かりが、私たちを優しく包み込んでいた。


……Happy End.

関連記事
Copyright © コードネームはHeeroYuy(ヒイロ ユイ). all rights reserved.
Template by nicola*
Custom by Heero=Yuy

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。