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6/12~6/19の期間に開催されている海司バースデーイベントのネタバレです。
(画像満載なため、表示が重かったり、読み込みに多少時間がかかる場合があります)

ネタバレの意味がわからない方は、ブラウザバックでお戻りください。
意味のわかる方は、先読み、おさらい、ご自由にどうぞ。







Stage 4 『意外なお客様方!!』  


1/2

 

 玄関のチャイムがなり、お姉さんが迎えに行く。
 
海司「え? どうして……?」

 入ってきた人物を見て、海司が驚く。やってきたのは石神さん、後藤さん、黒澤さんの3人だった。
 
黒澤「どもー!」

 
海司「後藤さんに石神さんまで……」
 
海司「もしかして姉貴たちが無理やりさそったんじゃないっすか?」
 
石神「いや。私は後藤に呼び出されたんだ」
 石神さんがメガネを上げながら、ため息交じりに小声で答える。
 お姉さんたちが石神さんと後藤さんの腕をしっかりとホールドした。
 
桜子「買い出しに行った時、後藤さんにお会いして。それで石神さんも呼んでいただいたのよね~!」
 
桃子「後藤さん、相変わらずイケメン!」
 
撫子「石神さん、メガネが素敵! お似合いだわ~!」
3姉妹「結婚してーーー! きゃー!」
 
黒澤「あの、俺もいるんですけど……」
 
石神後藤「……」
 
昴「なかなか見られない顔してるな、後藤のヤツ」
 公安のみなさんが困ったような顔をしているのを、SPのメンバーが可笑しそうに笑いながら眺めている。
 後藤さんがお姉さんたちからうまく逃れて、海司のもとへとやってきた。
 
後藤「秋月。とりあえず、おめでとう」
 
海司「あ、ありがとうございます」
後藤さんが紙袋を手渡す。海司が袋から取り出したのは、ケーキ型のいびつな帽子だった。
 
海司「何ですか、これ……」
 
後藤「急な話だったから、他に用意できなくてな」
 
海司「……プレゼントまで用意してもらって、わざわざすみません」

後藤「気にするな。誕生日といえばケーキだと思ってな。大したものじゃないが、よかったら使ってくれ」
  
海司「使ってくれって、これを?」

 海司が顔をしかめる。
**「海司。せっかくいただいたんだから、かぶってみたら?」

海司「お前、ひとごとだと思って……」
 海司がジロリと私を見てから、仕方なさそうにケーキ型の帽子をかぶった。
 リビングにいたみんなから爆笑が起こる。
 
昴「お前、似合いすぎだろ!」
 
そら「間違えてロウソク立てちゃいそう!」
 
海司「……あ、でも意外にかぶり心地がいいな、これ」
  
海司「結構気に入ったかも」

 ケーキ型の帽子を気に入った様子の海司を見て、みんながまた笑った。

石神「後藤のあのセンスが通用するとは……」
 
石神「秋月もかなり問題ありだな」
 
黒澤「いいじゃないっすか。2人とも満足そうですから」
 石神さんと黒澤さんもクスクスと笑っている。
 その間に、お姉さんたちがキッチンから巨大なケーキを運んできた。
 
3姉妹「はーい! ケーキが通りまーす!」
**「みなさーん! せーの! ……ハッピーバースデー♪ トゥーユー♪ ハッピーバースデー♪ トゥーユー♪」
一同「ハッピーバースデー♪ ディア海司~~~♪ ハッピーバースデー♪ トゥーユー♪」
 私が手拍子しながら歌い出すと、みんなもそれに続いてくれた。
 ケーキに立てられたロウソクの火を海司が一気に吹き消す。
  
海司「ふーっ!」
**「お誕生日おめでとう! 海司!!」

一同「おめでとう~~~!!」
 リビングにみんなの拍手が響き渡る。
 海司がちょっと照れたように、みんなを振り返った。



2/2
Screenshot_2013-06-14-17-23-31.jpg
海司「みんな……ありがとうございます。俺のために集まってくれて、こんな準備まで……」
 
そら「そういう改まったのはいいから! 早くケーキ食べようぜ!」
 そらさんの声に、みんながケーキのまわりに集まる。
 
海司「それにしても、これまたデカいケーキだな」
 
桜子「**ちゃんが愛を込めて一生懸命作ったんだからね。細胞の隅々まで味わって食べないさよ」
海司「**が……?」
 海司が私を振り返って見つめる。
 
海司「やべえ……すっげー嬉しい……本当にありがとうな、**」
**「ううん。私こそ、いつもありがとう。それからお誕生日おめでとう、海司」
 海司の嬉しそうな笑顔を見て、私まで嬉しくなる。思わず見つめ合う私たちを見て、他の人が冷やかし始めた。

そら「ひゅ~~~! これはもしかして~? チューしちゃう~?」
 
黒澤「チュー! チュー!」

**「そ、そんなことしませんよ!」
 
海司「い、いいから早く切り分けようぜ」
 海司が照れて顔を赤くする。
 私はナイフでケーキを切ろうとするが、かなり大きいのでなかなかカットするのが難しい。
**「ナイフが届かない……どうやって切ればいいんだろ?」
 
海司「貸してみ」
**「え、いいよ。海司は主役なんだから、ゆっくり座ってて」
  
海司「気にすんなって。ほら」
 海司が一緒にナイフを握る。

桜子「キャー! ケーキ入刀よ!」
 
桃子「初めての共同作業ね!」
撫子「結婚! 結婚!」

3姉妹「キャー!!」
 
海司「うるせーな!」
 海司が顔を真赤にして怒鳴る。秋月家の雰囲気に慣れてきたのか、みんなお姉さんたちと海司のやり取りに思わず吹き出して笑っていた。
 ケーキを切り分けて、みんなで食べる。
 
海司「すげーうめー! 今まで食ったケーキの中で一番うめー!」
 一口食べた海司が目を丸くして驚いている。
 
昴「俺が監修してるからな。うまくて当然だな」
 
海司「昴さんが?」
 
海司「ありがとうございます! 本当にうまいっすよ、これ!」
 
 美味しそうにケーキを食べる海司を見て、私も嬉しくなる。
**(あ、海司、口のよこにクリームついてる……どうしようかな?)

A:拭いてあげる

**「海司、ちょっと動かないでね」
  
海司「え?」
 海司の口についた生クリームを指で拭きとる。

海司「あ、ああ……サンキュ……」
 海司がちょっと顔を赤くして嬉そうに微笑んだ。
B:教えてあげる

**「海司、口のよこにクリームついてるよ?」
 
海司「ん? ああ」
 
海司「つーかお前もついてるじゃねーか」

 海司が笑ってそう言うと、私の口についたクリームを指で拭ってくれた。
**「あ、ありがと……」

C:何も言わない

**「……」
**(ふふ。クリームだらけになって……子どもみたいで可愛いな)
 
海司「ん? さっきから何見てんだよ?」
**「え、ううん。何でもない」
 
 海司は首をかしけながら、自分で口を拭いてしまった。
**(あーあ……拭いちゃった)


 ふと視線を感じて振り返る。そらさんたちが私たちのやり取りをじっと見つめていた。
 
そら「**ちゃん、俺の口の横にもついてない?」
 
黒澤「俺はどうっすか?」
**「え? いや、大丈夫ですけど」
 
瑞貴「ちょっと2人とも。あんまり邪魔しちゃ悪いですよ?」
**「あ、瑞貴さんの口にはクリームついてますけど……」
 
瑞貴「そうですか? よかったら拭っていただいても……」
 ドン!
 海司がみんなの前にティッシュを置いた。
 
海司「自分でやれ」
 
瑞貴「ふふ。冗談ですよ」
 
そら「**ちゃんのことになると、すぐムキになるんだもんな~」
 みんな海司を冷やかしながらケーキを食べている。
 その後はお酒で乾杯して談笑しながら、そらさんが用意していたビンゴ大会を始めた。
 
そら「ぱんぱかぱーん! ビンゴ大会開催~!」
 
そら「とっておきのアイテムがたくさん入ってるよ♪」

 そらさんの仕切りでビンゴ大会が進む。私も海司と並んで、読み上げられていく数字に穴を開けて行った。
**「リーチなのにあと一個がなかなか開かない。海司はどう?」
 
海司「俺、ぜんぜん開かねーんだけど」
**「ほんとだ……。でも、まだまだこれからだから大丈夫だよ」
 
そら「それでは瑞貴、次のナンバーをどうぞ!」

瑞貴「13番!」
 
??「ビンゴ!」
 
 最初に手を上げたのは、桂木さんだった。
 
そら「おおーっ! 一等は班長~!」
 
そら「景品はこちら!」
 
そら「……エスプレッソマシーン!」
 
海司「マジで? そんなすげーものが当たるのか?」
 
海司「よーし、俺も……」

 海司が次の番号を待つ。
 その後、次々とビンゴになった人が現れ、景品が配られて行った。瑞貴さんには鳥のエサ。そらさんには女装用セクシー衣装と、わりとニーズにマッチした形で当たっていく。
 
桂木「こんな良いエスプレッソマシンを私が貰っていいんでしょうか?」
 
瑞貴「僕のための景品ですね! ノインが喜びます!」
 
そら「何で俺がこれ……ぜんっっぜん嬉しくないんだけど……」
 みんなに景品が渡り、それぞれ見せ合っている中、海司だけはまだビンゴカードを握りしめたままだ。
 
海司「ちょ、ちょっと待って下さいよ。もう終わり?」
 
そら「ん? そうだけど、海司は何当たった?」
 
海司「いや、まだ何も……」
 
そら「え?」
一同「……」
 主役の海司に景品が渡っていないことに気付き、パーティー会場に微妙な空気が流れる。
**「――な、なんてね! そんな海司には、残り物には福がある賞がありまーす!」
 
海司「そ、そうなのか?」
**(本当は私からのプレゼントだったんだけど。まさか海司1人だけ景品が当たらないなんて思わなかったな……)
 予想外の出来事に不穏な空気が流れたが、私が用意していたプレゼントを持ってくるとみんなからほっと息が漏れた。
**「はい、どうぞ!」
 
海司「何かせかしちまったみたいで悪いな……」
 
海司「って、コレ?」

 海司がプレゼントを見て、驚いたように私を見つめた。



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